モンゴルの民族楽器「馬頭琴」の若手演奏家で,仙台市在住のアナンディン・バヤルトさん(25)を招いた演奏会が平成13年9月4日迫町佐沼の登米祝祭劇場で開かれる。多くの民族楽器の魅力に触れてもらう機会として,昨年八月に開かれた中国の民族楽器「胡弓」に続く第2弾だ。
バヤルトさんは中国・内モンゴル自治区のシリンゴル県生まれ。16歳で馬頭琴の修行を始め,内モンゴル歌舞団などで腕を磨き,中国各地で演奏活動を続けてきた。昨年5月に日本の大学院で音楽を学ぶことをめざして来日し,仙台市の専門学校「仙台イングリッシュセンター」(結城徹校長)で日本語を学んでいる。結城校長は,「苦労しながら勉強を頑張る姿はもちろん,ピンクチラシの回収ボランティアにも積極的に参加するなど素晴らしい心の持ち主」と絶賛する。
当日はモンゴル草原を自由に生きる馬群を描いた「万馬のとどろき」や日本の民謡など14曲を演奏する予定。モンゴル・ウランバートル出身で,ともに日本語を学ぶオソル・ニアマボルドさんもピアノ演奏で出演する。バヤルトさんは「馬頭琴を通じて,美しい故郷の風景を表現したい」と張り切っている。 |